平成30年6月9日（土）、練馬高松園にて「まつぼっくりサロン」が開催されました。
「まつぼっくりサロン」は、練馬高松園・第2練馬高松園が、毎月、地域貢献活動として行っているイベントです。
地域の方々が交流の場として気軽にご利用いただけるよう、さまざまな催しを企画しています。
今回は、今年1月のまつぼっくりサロンで大好評をいただいた浪曲師の国本はる乃さんと曲師の馬越ノリ子さんをお招きし、「浪曲会」を開催いたしました。
国本はる乃さんは22歳の最年少浪曲師でありながら貫禄さえ感じさせる声量と演技構成力で、浪曲になじみのない皆さんもあっという間にその世界観に引き込まれました。
今回は、馬越ノリ子さんの三味線との絶妙な掛け合いで、十八番の「子別れ峠」という演目を披露していただきました。
峠で出会った夫婦が、ある事情から自分を幼いときに捨てた両親だと知り、捨てられた理由が分かった時、両親を追いかけますがその姿はどこにもありません。
名乗ることもなく去っていた両親に向かって「お父さ～ん！お母さ～ん！」と大声で呼び続けるシーンは圧巻で、当日お越しいただいた約40名のお客様は、涙を流して聴き入っていらっしゃいました。
今後とも 練馬高松園・第2練馬高松園は、地域の皆様の交流の場や高齢者介護の相談窓口として、地域に根付いた施設運営を 目指してまいります。