ホーム > 【新年のご挨拶】

【新年のご挨拶】

決定20141104平成28年の年頭にあたり、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

 

皆様におかれましては、健やかに新年をお迎えになられたことと、心からお慶び申し上げます。社会福祉法人東京福祉会も、創立以来97回目の春を迎えることができました。これもひとえに皆様方のご支援とご指導の賜物と、心より厚く感謝申し上げます。

 

当会は、大正8年に財団法人助葬会として発足し、生活困窮者のための葬儀を行う全国でも数少ない社会福祉法人として、地域社会に貢献してまいりました。

100周年を目前に控え、この長い歴史の上に安閑と過ごすのではなく、より質の高いサービス提供を目指し、邁進してまいります。

 

近年は、身内だけ、親しい人だけでお別れをする「家族葬」のご依頼が増加しております。東京福祉会では、このことを「本当に親しかった方々と共に、ゆったりと心を込めたお別れの時間を過ごしたい」という心の表れと受け止めております。

適正な価格であることはもちろんのこと、何よりも故人様の尊厳をお守りすること、ご家族様のお心に寄り添い、質の高い時間をご提供することを旨とし、ご奉仕してまいります。

 

また昨年4月には、都の第6期高齢者保健福祉計画が始まり、介護保険制度の見直しも行われております。福祉のあり方が大きく動く中で、私共の運営する特別養護老人ホームなどにおいては、引き続き地域包括ケアシステムを支える地域の中核施設として、サービスの充実に取り組んでまいります。

 

今年の干支は丙申(ひのえさる)です。処世術の一つとして、「見ざる、聞かざる、言わざる」という『三猿』がございますが、東京福祉会は、物事をはっきりと見極め、皆様の声をよく聴き、より良いサービスをしっかりご提案する、そのような法人でありたいと考えております。

皆様に選ばれる法人となるべく、職員一同真摯に取り組んでまいりますので、皆様からのさらなるご支援ご鞭撻を心からお願い申し上げます。

 

平成28年 元旦

社会福祉法人東京福祉会

理事長 原山 陽一