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先輩スタッフの声

自分の手でできることを
増やしていきたいです。

介護職 第2練馬高松園

米津 葵

先輩スタッフにインタビュー

【入職したきっかけ】

高校生の頃に祖母が認知症を患い、特別養護老人ホームに入居しました。大好きな祖母だったので、祖母に会いに何度もホームに通っていく内に、特養や介護職という仕事が身近なものとなっていきました。そんな中で、段々と「自分の手で祖母をお世話したい」という気持ちが芽生え、介護職を志しました。
残念ながら祖母は私が介護士となる前に逝去してしまったのですが、今でも当時の気持ちを忘れずに、祖母にできなかったことをご利用者の方々にしてあげたいという気持ちで働いています。

【印象に残っているエピソード】

昨年に喀痰吸引等研修を受講し、一定の条件の下でたんの吸引等の行為を行うことができるようになりました。研修後に実際にたんを詰まらせてしまったご利用者の吸引を行ったのですが、その時の「自分の手で救えた」という気持ちは今でも覚えています。
今まではたんが詰まっているご利用者がいても自分では何もできませんでした。苦しんでいる様子を見ていることしかできず、本当に心苦しい時も多かったのですが、実際に処置を行い、自分の手で救えるんだと実感できた瞬間は本当に嬉しかったです。
自分の手でできる事が増えれば、より俊敏なケアができ、ご利用者の負担も減らすことができると思いますので、今後も自分なりの「手仕事」を少しずつ増やしていけたらと思っています。

【採用応募者に向けたメッセージ】

介護の仕事を志すきっかけは何でも構わないと思います。人が好きで、支えたい、助けたいという気持ちがあれば大歓迎です。東京福祉会は職員が明るく、にぎやかな職場ですので一緒に楽しく働ける方をお待ちしております。

先輩スタッフの1日

【1. 食事介助】

介護の現場においては、どうしても一人の職員が多くのご利用者を同時にサポートしなければならないので、時にご利用者を急かしてしまっているかなと反省する時もあります。
特に、食事介助の際は様々な理由で食事を拒否される方も多くおり、つい時間を気にしがちとなりますが、健康面・心理面・環境面・食事内容等からしっかりと原因を考え、ご利用者の立場に合わせた食事介助を行うことが重要です。

【2. 排泄介助】

排泄介助を行う際には特に心理面でのケアを心がけています。「恥ずかしい」「こんな世話まで…」と思われるご利用者は言葉にできずとも多くいらっしゃいます。排泄は非常にプライベートな行為であるこそ、介護職がしっかりサポートしなければなりませんが、物理的なケアの前に何より安心してもらえる、信頼してもらえる関係性が重要となります。

【3. 入浴介助】

入浴は衛生面でのケアはもちろん、心理的なリラックス効果やご利用者の全身の状態を確認するうえで非常に重要です。入浴前には体温・呼吸・血圧・脈拍等、ご利用者の健康状態をしっかりと把握します。

【4. 整容】

整容とは、一般的には形や姿を正しく整えることをいいます。毎日の着替えや洗面・歯磨き・整髪などを行うことで、身体の清潔な状態を保つことに加え、精神面でのリフレッシュ効果も図ります。

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